モナリザタッチ

ホルモン剤を使用せず、膣・外陰部の不快症状を改善するレーザー治療

性の身体は35歳を境にエストロゲンが減少しはじめ、肌と同じように膣も老化し、ハリを失い、薄くペラペラになる膣萎縮(VVA:外陰膣萎縮症)がおこります。その結果、かゆみや乾燥・性交痛などの不快症状が現れてきます。VVAは閉経後女性の50%が悩むといわれ、日常生活にも様々な影響を与えています。女性の平均寿命を考慮すると、およそ30年に及びエストロゲンの恩恵のない状態ですごさなければなりません。これらの不快症状に対しての現状治療法は、全身ホルモン補充療法や局所エストロゲン療法、非ホルモン療法(潤滑剤など)です。

モナリザタッチは、顔のリフトアップやたるみの改善で使用されている炭酸ガスフラクショナルレーザーの技術を、女性器(膣)に応用したレーザー治療で、施術によりふっくらとした厚みやひだのある潤い豊かな膣に生まれ変わることが可能です。ホルモン剤を使用しないレーザー治療なので、ホルモン補充療法に抵抗感がある方、乳癌や他疾患などでホルモン剤を使用できない方にお勧めの治療法です。また、年齢にかかわらず、膣のゆるみや外陰部のかゆみ・黒ずみ、不快なおりものの症状にも効果的です。

膣粘膜の線維芽細胞を活性化し、新生コラーゲンを生成させる

膣内に専用プローブを挿入し、特別に開発された炭酸ガスフラクショナルレーザーを数分間照射することで、膣粘膜の線維芽細胞が活性化し、新生コラーゲンを生成させ、ふっくらとした厚みやひだのある潤い豊かな膣になり、不快な症状が改善します。プローブをかえて外陰部に照射することで、外陰部のしわやたるみの改善も期待できます。

モナリザタッチ療法の特徴

〜モナリザタッチには以下のようなメリットがあります〜
  • 膣内は無麻酔(外陰部のみ経皮麻酔使用)
  • 外来で治療可能
  • 施術直後から日常生活に制限なし(3日間性交を控える)
  • 施術時間は数分
  • 1~3回の治療回数で、以降は年1回のメンテナンス施術を推奨
  • 治療間隔は30~40日
▼モナリザタッチの公式ホームページはこちらから

施術の流れ

  1. 事前検査(初診)

    婦人科疾患や感染症がないか調べ、施術の日を決めます。(子宮頸がん検査・経膣エコー検査・膣分泌物培養、淋菌やクラミジア核酸同定などの帯下検査。保険診療)

  2. 施術当日

    事前検査と施術は原則同一日にはできません。施術は自費診療です。

    1.内診台で麻酔クリームを外陰部に塗布し、ラップで覆います。
    2. 20分間浸透させます。(待合室で待機。処置着への着替えは必要ありません)
    3. 内診室で麻酔クリームを拭き取り、膣内を数分レーザー照射します。
    4. プローブを変え、膣口や外陰部を数分レーザー照射します。
    5. 外用薬を塗って終了です。そのまま帰宅できます。
  3. 2週間後(必要時1週間後)

    外来で診察をし、次回の施術日程を決めます。(保険適応)

施術の副反応

施術直後、熱感を感じることがあります。まれに照射後に軽微な痛みや出血を生じる場合もありますが、通常は数日で治まります。外陰部の照射では、日焼けをした感じのほてり感やヒリヒリ感、腫れが生じますが、2~3時間ほどで落ち着きます。

施術の間隔

1回の照射でも効果を実感していただけますが、回数をかさねるごとでさらなる効果が期待できます。最初の3ヶ月は月1回、その後は1年程度の間隔での照射をお勧めします。(効果は個人差があります。)


価格

モナリザタッチは自費診療です。照射部位により、価格が異なります。施術前・後のアンケートにご回答いただければ、モニター価格で受けられます。モニターは定員で締め切らせていただきます。

外陰照射のみ 30,000円(税込)
モニター価格:25,000円(税込)

令和6年2月1日から25,000円(税込)
モニター価格:20,000円(税込)
膣内照射+外陰照射 35,000円(税込)
モニター価格:30,000円(税込)

令和6年2月1日から30,000円(税込)
モニター価格:25,000円(税込)